頑固な羊の動かし方
【関係性】
きっと企業の管理職の方は
利益を上げるために日々
試行錯誤されていることだと思います。
そして部下に任せるよりも自分が動いたほうが早い!!
でも 自分ひとりの力では限界だ!!
などの 悩みがある方も多いのではないでしょうか?
早速ですが、この本の
【結論】は
”自分ひとりのチカラよりも 大勢の人のチカラを使う” です。
これが管理職の人が 会社の成果を出す答えになります。
なぜなら 管理職のあなたが毎日毎日 忙しい という 根本の原因は
”人を使う手段をまだ知らない” という事が1番の原因です。
その原因を解決するのが
”人を動かしたいなら 自分が変わって見せること” です。
これを 知らない またはうまく使えないために
成果を出ず、 苦労が絶えない という問題が出てきます。
一般的によく聞く エンゲージメントを高める または 組織力を高める
などの施策に取り組まれている企業さんも多いと思います。
しかし特に 人間関係はむずかしい・・・と
思うことが多いのでは ないでしょうか?
そこで エンゲージメントを高める取り組みを 助けてくれるのが
「頑固な羊の動かし方」 です。
【根拠】
この本の 最大のポイントは ”人を動かす”
というよりも
”自分が動くと それを見た周りの人が動くようになる”
ということがポイントです。
人は 自分自身で気づくことができれば 勝手に変化しますが
人に言われるぐらいの説得の仕方では まず行動することはありません。
よくある
「言えばやるんだよ」
というのは
権力や脅迫のチカラなので 説得したことにはなっていません。
その証拠に権力や脅迫では ただ厳しい人に教えられた
部下 や 生徒 は
”何かをすると 怒られる”・・・ということばかりに気になって
”怒られない方法ばかり”を選択しがちになり
本当の成果を上げたり
本当のやり方を上げることができません。
そうして、今日にいたる 不正や詐欺
水増し請求などの犯罪につながります
ちなみに小さな子供でも 叱ってばかりだと
今の自分に できることだけを示すようになり
むずかしいことにチャレンジして成長する思考が育たなくなります。
このように 権力や脅迫が 多用される理由は 単純に ”簡単に使える” ためです。
しかし、 相手の気持ちを おしはかり 状況にあった言葉をえらび おねがいするスタイル・・・
これではストレスがたまり ついつい 権力に頼ってしまうのも 無理はないでしょう。
相手のことばかり気にして 気を使ってばかりもいられません。
ではどうすればいいのか?
そこで役に立つのが 冒頭にも出しました
”人を動かそうとするなら まずは自分が変わって見せる” です。
この後に7つ出しますが
その前に注意点として 部下が間違っているときには しっかり注意し
必要であれば 他部門に移動が含まれます。
さらに会社の先輩から 代々指導を受けて 経営方針などを 引き継いでいると思われますがそれは
”会社の中だけで うまく立ち回る やり方” だったりしませんか?
なぜなら 周りの人たちの 圧力で 会社や戦略が
間違った方向に行きそうなのに見過ごした経験はありませんか?
これも、
”会社の成長を妨げる要因” の上位課題です。
では次の7つを順番にこなします。
【管理職がとるべき7つの行動】
➀ 部下 ひとりひとり に関心を持ち フォローする
➁ 部下の現状を聞き取り 把握する
➂ 自分の哲学を伝え 部下の存在意義を伝える
➃ 情報を開示し 失敗にはチャンスを与える 必要ならば見切る 問題に対して機敏であること
➄ 自ら先導し 自由を与え、ルールの線引きをシンプルに明確にする
➅ 部下の避難には矢面に立ち 問題はないかと定期的に聞く
➆ 信頼を得るには 先に信頼される人間になる
このように 相手に変わってもらうことを 待っていることは ひとつもありません。
つまり 他人依存よりも 自己解決型になるということです。
【まとめ】
仕事をするうえで 参考になりましたか?
または すぐ試せる内容でしたか?
会社の中には 本当にそう?
と耳を疑いたくなるような先輩の教えや みんながそうするから そうしている。
というものがあります。
しかし、会社の人間関係がなかなか
うまくいっていないのであれば
これらを試す いい機会になるのではないでしょうか?
7つの行動を行えば
会社のエンゲージメント(組織力)を高めて 人が動くことによる成果を
期待できそうではありませんか?
そして 何よりも 私がメリットだと感じるのは生きている限り 求められる
”徳を身に着けること”
だと思います。
ここでは自分が重要だと思うポイントを絞って書いていますが
もっと細かく知りたい 内容を深く知りたいという人は
ぜひ手に取って 読んでいただくと もっともっと 面白い発見ができると思います。
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成長のその先へ 山本 優作