自分では買わないのに、プレゼントは高くても買ってしまう原理

メンタルアカウンティング ビジネス

どこかに旅行に行ったとき、おみやげを買う派ですか?

誰かにプレゼントできる商品・サービスを
販売しているならこの記事は、

あなたのためのものです。

結論
普段、自分用に買うときは、ケチるけど、
他の人へプレゼントするなら、単価が10倍でも
売れる。

という事です。

続きを読んでいただきありがとうございます。

 

この、ブログではマーケティングや行動経済学をベースに
記事を書いています。

 

高額のマネジメントシステムや
コストの割には費用対効果が薄い高額設備投資などの
お金を払って、利益を上げたり効果を得るものではなく、

 

人間の行動心理、言わば科学的根拠に基づいた、心理学を
ベースにして、大半の人が「そう行動してしまう」の
戦略&戦術を紹介していきます。

 

もし最後まで読んでよければ、

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誰が推したかは特定できないようになっておりますので
安心して押してくださいね。

 

あなたは、普段コンビのお菓子やスーパーの
お菓子売り場で、

 

オリジナル商品のポテトチップス130円の方を買うか?
OR
量産型メーカー商品のポテトチップス110円を

 

たった20円の差でどちらを買うか
悩んでしまったことは、ないでしょうか?

 

もしかしたら、
昔から、食べ続けているから、オリジナルが安心で
選んでいる。

 

または、塩加減が量産型メーカーの方が好き!

 

など、選ぶ理由は様々ですが、
しかし、

 

商品の条件に
”他と比べても大して特徴に差が無い商品”
は、最終的には値段で選ばれる。
という傾向があります。

 

これをコモディティー商品と呼びます。

 

多い商品部類では、生活用品が多いかもしれません。

 

例えば、ティッシュペーパーを買うときに、

ティッシュの素材を気にして購入した時は
どれくらいあるでしょうか?

 

ちなみに、ウォーターティッシュは、
鼻をかみすぎても痛くならない。

 

という特徴があるので含まれません。

 

かなりの確率で、ティッシュ200枚入り、
または150枚入の単価を計算して、安い方を
選んでいるのではないでしょうか?

 

つまり、普段は、十円単位で、
を安いものを求めて、
広告をみて探している訳です。

 

ですが、他人にあげるプレゼントや
おみやげはどうでしょうか?

 

普段は、良くて300円ぐらいの
チョコを食べている人が、

 

周りの人達にあげる場合は
10倍の3000円のチョコを
あげることは、簡単にしてしまします。

 

これが面白いのですが、
反対に3000円のチョコを
自分に買ったときはありますか?

 

あまりないのが現実でしょう。

 

しかし、これらはごく自然に
おこなわれていることを
想像してみてください。

 

ではなぜそうしてしまうのかですが、

 

冒頭の結論で言いましたが、
普段、自分用に買うときは、ケチるけど、
他の人へプレゼントするなら、単価が10倍でも
売れる。という事なのです。

 

リチャード・セイラー Richard Thaler
行動理論「ナッジ」で有名な経済学者

 

の提唱する「心の会計」では
別名メンタルアカウンティング(mental accounting)

 

人には、目的別に財布があり、
収入があれば、それぞれに分配する
という事です。

 

日本の研究者が分かりやすくしているのが、

日用必需品
良い暮らし
雑費
お出かけ
服・化粧
安全
へそくり
文化・教育
小さな贅沢

の9つの財布があると言っています。

 

普段食べるチョコは、日用必需品から300円を
捻出するが、

 

友達などにあげるおみやげで、
チョコ3000円を買うのは

 

おでかけの財布から出している
という事になります。

お出かけ用の財布には、余力があるため、
普段20円30円の差で買い物を
していたのに、

 

10倍の値段がしても、
購入してしまうのは、
目的別に分ける判断の仕方が
答えになりす。

 

時に人は、とても非合理的になる事が
あります。

 

そして、このブログは、経営する人の為の
物になりますので、

 

ビジネスで使う場合をおはなしすると

 

300円で売っているクッキーならば、
プレゼント用に売り出してみたら、

 

利益が高くなるという事です。

 

ポイント
・内容量を変更する
・内容に種類を増やす
・包装をプレゼント用の種類を増やす
・伝統的包装(のし)に対応する
・日本のすべてのイベントで試してみる
誕生日、結婚記念日、内祝い、開店祝いなど
・限定にする
・小分けにして配れるようにする

 

単価を上げるテクニックとして
有効手段ですが、

 

毎回言いますが、これをやれば
絶対というものはありません。

 

少しづつ、試して、
改善を加えることが、最短の近道だと
考えています。

 

普段単価が上がらなくて、
方法が思いつかない!

 

という場合は、試してみてください。

 

これは、富裕層に当てはまった場合、
とても効果が高い物にも
なりえます。

 

もし車がプレゼント用に売っていたらどうしますか?

私なら、
プレゼントスペシャルプランを作って、
試しますね。

 

みんなサプライズは好きだという事です。

 

まとめ

売り方をプレゼント用にすれば単価アップができる方法

人は、目的別に財布を管理しているので、
自分用で売っているだけであれば、

プレゼント用で販売してみる。

 

 

知識でその向こう側へ

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