品質ファーストがダメな理由3つ

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品質ファーストがダメな理由3つ

あなたの会社が歴史ある老舗で伝統工芸品を
作っているのであれば
この内容はあなたのためのものではありません。

しかし、商品を多くの人に届け、
販売した利益で会社を経営する
ごく一般的なサイクルをまわしている方なら
この内容はあなたのためのものです。

なぜなら、多くの人が商品の「品質」に対して
多大な労力を掛けて販売しているからです。

もちろん、品質を向上することは
悪い事ではありません。

しかし、その品質を過剰に上げることで、
不利益になる3つの事をお話しします。

1.商品の品質を最大限あげても そもそもお客さんには伝わらない。

何より一番に
「もっと販売するには」?
の問題に直面したときに考えることが
「品質」に関してです。

これは、世の中にある商品・サービスに
対してほぼ当てはまります。

それは、どんなに思考錯誤や、努力をしても
お客さんに伝えていないのであれば
それは無駄です。

車で言うならどんなにいい機能や性能を
多額の費用をかけて販売したとしても、
お客さんがその機能について、知らなければ
普段の車と何ら変わりありません。

それはスマフォや農産物、でも
同じです。

何も伝えていないのに
分かってくれるだろうと思い込むのは、

「傲慢」の何物でもありません。

いかに、何を伝えるか?や
伝え方は?

どんな人に伝えるのか?

を考えます。

接客、または、お客さんとのコミュニケーションの
時間を少ないと、部下から問題がwがっている場合は
なぜその時間が取れないのか考えましょう。

そもそも、利益を上げるためには、

リピート客、常連さんのほうが

利益を出しやすく
新規客のほうが獲得コストが多いことを

理解する必要があります。

リピート客や常連さんを関係を構築する意味でも、
お客さんとコミュニケーションをとる時間がない。
と言うのは、致命的な商売の仕方です。

これは、お客さんでなくても、従業員同士でも
家族でも同じで、もし仲良くなりたいなら
接触する時間を割かなければ、

関係性が良くなり 信用も良くなることは
ありません。

テクニックの一つでザイオンス効果と言うものが
あるくらいで、接触頻度で信用度が変化するものです。

よって、品質に掛ける時間を割いてもちゃんと伝える事が
重要になります。

同時に商品の品質を上げる時間があれば
伝える時間やコミュニケーションを

取る時間に費やしてください。

2.利益率が下がる。

アスリートが7割の力で競技を行っている場合と
10割の力を出すときの
行動の差はケタ違いなのは容易に思い付きます。

そのことから今の品質を7から10にする事は
多大な労力を必要とします。

つまり1個の商品の原価が上がります。
商品の仕入れだけでは無く、時間と言うコストが
かかっていることを忘れないでください。

3.目的を失う。

はじめに商品を伝統工芸品や
時間をかけた分、利益が残るような商品であれば
品質ファーストでやっていく事は否定しません。

ですが多くの企業の場合それでは
やっていけないのが現状です。

長年経営していると、初めはお客さんが
なにもせずとも来ていたが、

「うちの商品の何が悪いのか?」

「競合よりもいい商品を出さなくちゃ」
「より安く出さなくちゃ」

と考えがちです

経営とは
利益をより大きくして
いかなければいけません。

なので多くの人が経営する事とは反対の
アクションを取ります。

そうではなく

「経営するにはどうすればいいか?」

を目的に考えることが利益を
上げる第1歩になるはずです。

まとめ

1.品質に掛ける時間を伝える時間に回す。

2.時間と言うコストを忘れない。

3.経営ファースト戦略

安定する仕組みでより良い人生を

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